Orlixtat,抗肥満薬について

アメリカではOTC(薬局で購入可能な薬)ですが、シンガポールでは医師の処方が必要です。
処方希望の方はご相談ください~。ただし、標準体重以下の方は処方できません。

Orlixtatは肥満の人に用いる薬です。

膵臓から分泌されるリパーゼの働きを阻害し、食事で接種した脂質のうち約30%までの腸管吸収を抑制します。
食事直前~食後1時間、1日3回内服します。
便に脂肪が多く排泄されるため、軟便、下痢などの副作用があります。内服当初によく見られます。副作用を抑えるために、食物繊維の多い野菜や果物の割合の高い食事を取るようにしましょう。脂質の多い間食は避けるようにしましょう。

Orlixtatは2011年6月の時点までに3000万人の人に使用されてきました。シンガポールでは1999年から使用されています。長期間内服の安全性、4年間の有効性が報告されいる体重コントロールを目的とする薬です。内服した薬が体の中に吸収されて作用する薬ではなく、内服成分の約97%は便中に排泄されます。

体重は、週に0.5-1kg、半年で体重の5-10%の減量を目標としましょう。(BMI27以上の場合)
1日1800kcal(脂肪の割合30%)摂取している人が、Orlixtat120mgを1日3回内服した場合、便中に162カロリーの脂肪が排泄されます。

Orlixtatは肝障害、腎障害、小児、高齢者に対する安全性については報告されていません。腸管代謝吸収の異常のある人はこの薬は使用できません。また、4年を超えてこの薬を内服するのはおすすめしません。