足底いぼ

子供の足底にはいぼができやすく、痛みを伴うことがあります。
いぼは皮膚表層のウイルス感染で、中心には細かな血管が集まっています。
典型的なものは、表面がモザイク状で黒い点々がありますが、黒点は微細な血管です。
周りに硬い角質ができることがあり、角質部分は注意して削ることがありますが、
いぼは傷つけないようにします。

当クリニックでは15%程度の濃度のサリチル酸溶液を処方します。
入浴時に足の裏をきれいに洗浄し、できれば5分程度温水に足をつけて皮膚をやわらかくしておきます。
タオルで水分を拭いた後、サリチル酸溶液をいぼの中心部に塗ります。
周りの硬い角質に溶液が付着するのは問題ありませんが、
健康な皮膚に溶液が付いた時には、ティッシュで拭いでください。
しばらくすると白くなるのでバンドエイド、粘着テープなどで覆います。
ダクトテープ治療(ダクトテープは貼るだけでいぼ治療の効果があるようです)と併用してもいいでしょう。

サリチル酸溶液でいぼを治療する方法は、家庭で実施できるというメリットがありますが、根気良い治療が必要です。
連続して使用する場合は医師の指導の下に行なってください。
いぼが大きく根治が難しそうな場合は、凍結凝固、レーザー治療、外科治療をおすすめします。
薬剤では、5フルオロウラシル(局所塗布。サリチル酸との混合液あり)ブレオマイシン(注射)などの治療効果も報告されています。

足の痛み~種子骨障害


足の足底の第一指付け根に、ちょうど体重を支える丸い肉球のような部位があります。その部位に小さな骨が(トウモロコシの粒程度の大きさ)あり、その部位の骨、腱や、皮下組織を圧迫して、歩いて痛みが出ることがあります。
https://www.foothealthfacts.org/

ランニングやテニスなどのスポーツをする人、足の裏がハイアーチ形の人(偏平足の反対)、ハイヒールをよくはく人に多いようです。

X線検査を行います。骨折や靱帯損傷の有無を詳しく確認するために、MRI撮影が行われることもあります。

靴の改善、足裏パッド使用、テーピング、痛み止め使用、足指関節伸展運動で、1-2か月以内に改善することが多いですが、強い痛みが続く場合は、早めに整形外科にご紹介します。整形外科ではステロイドの注射や、まれに手術が行われることがあります。

種子骨炎の種類

1.Turf Toe
母趾のMP関節足底の靱帯損傷です。座った姿勢から徒競走をするときに踏ん張るような動作のあるスポーツをする人におこりやすいようです。

2.種子骨骨折
X線撮影を行うと、種子骨の骨折の所見がみられることもあるようです。外傷で起こることもあれば、痛みが長引く場合に骨折が明らかになることもあるようです。

3.種子骨炎
種子骨が関連した周囲組織の慢性的な炎症で、いわゆる使い痛みです。靴やスポーツが関連することもあります。