海外生活のストレス対処法


シンガポールは安全で住みやすい国ですが、言語、教育、仕事、文化の違いもあり、当初は、新しい経験や生活に、誰でもストレスを感じるものです。海外生活でのトラブルや慣れない経験(例:育児、仕事)で、精神的に対処が難しくなると、気分が落ち込む、仕事や趣味などの興味を失う、集中できなくなるなどのうつ状態、不安感、イライラなどの気分を感じることが多くなります。睡眠障害、食欲低下など気分以外の症状が伴うこともあります。

対処法の2大柱は、1、ストレスを減らす、ストレスから離れること、2、ストレスマネージメント(気分転換、心身のリラクゼーションなど)です。

在星邦人では一番ストレスにさらされやすいのは子育て中のお母さんのように思います。なるべく家事などの負担はヘルパーさんを利用するなど減らして、自分自身が楽しくリフレッシュできる時間を持ちましょう。短い時間でも家でストレッチを行ったり、夜は夫に育児を任せてインターネット英会話など、ストレスマネージメントの方法を考えてみましょう。信頼できる人に自分の状況を話してみたり、うつや不安感で苦しいときには医師や心理の専門家に相談しましょう。お父さんは、仕事に一生懸命になりがちですが、家庭を守るお母さんのケアもよろしくお願いします。

足底いぼ

子供の足底にはいぼができやすく、痛みを伴うことがあります。
いぼは皮膚表層のウイルス感染で、中心には細かな血管が集まっています。
典型的なものは、表面がモザイク状で黒い点々がありますが、黒点は微細な血管です。
周りに硬い角質ができることがあり、角質部分は注意して削ることがありますが、
いぼは傷つけないようにします。

当クリニックでは15%程度の濃度のサリチル酸溶液を処方します。
入浴時に足の裏をきれいに洗浄し、できれば5分程度温水に足をつけて皮膚をやわらかくしておきます。
タオルで水分を拭いた後、サリチル酸溶液をいぼの中心部に塗ります。
周りの硬い角質に溶液が付着するのは問題ありませんが、
健康な皮膚に溶液が付いた時には、ティッシュで拭いでください。
しばらくすると白くなるのでバンドエイド、粘着テープなどで覆います。
ダクトテープ治療(ダクトテープは貼るだけでいぼ治療の効果があるようです)と併用してもいいでしょう。

サリチル酸溶液でいぼを治療する方法は、家庭で実施できるというメリットがありますが、根気良い治療が必要です。
連続して使用する場合は医師の指導の下に行なってください。
いぼが大きく根治が難しそうな場合は、凍結凝固、レーザー治療、外科治療をおすすめします。
薬剤では、5フルオロウラシル(局所塗布。サリチル酸との混合液あり)ブレオマイシン(注射)などの治療効果も報告されています。