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メラトニン(時差ボケ治療)

メラトニンは夜に分泌されるホルモンです、明るい光とは逆の効果があり、時差ぼけ治療や睡眠への効果が報告されています。

メラトニンの至適量はまだよく分かっておらず、0.5ミリグラムという少量でも、5ミリグラム以上と同様の効果があるようですが、高用量のほうがより睡眠を促進するという研究結果もあります。

副作用はほとんどありませんが、めまい、頭痛、日中の眠気、食欲不振、まれに吐き気や方向感覚の喪失などが報告されています。

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時差ぼけ治療

旅行前の場合、これから渡航する渡航先の現地時間の夜に内服します。

●メラトニン1.5~3mgを1日目の午後11時(渡航先の現地時間)、2日目の午後10時30分、3日目の午後10時頃に経口で内服します(口の中で溶かします)。

あるいは、

●現地時間の 就寝の少し前(1~2時間)に服用します。


●旅行から帰ってきた時の時差ぼけは、お住まいの場所の夜時間に服用してください。

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シンガポールではサプリメントとして3,5,10㎎のメラトニンを薬局で購入可能です。

Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です