マラリア

CDCのサイトより、マラリアマップ

世界中では33億人の人々(世界人口の半分)が、マラリア感染のリスクの高い地域に居住しています。
世界のマラリア死亡ケースの98%が35カ国を占めます。そのうち30カ国がアフリカのサハラ地方、5カ国はアジア地域です。
アジアでマラリア発生が多い地域は、インド、ベトナム、ラオス、スリランカ、バングラディッシュなどです。
WHOの報告によると、20081.93.1億人のマラリア罹患があり、そのうち70100万人が死亡しています。アフリカ諸国が89%のマラリア死亡例を占めています。

人間に感染するマラリアのうちPlasmodium vivaxP. ovale 肝臓に寄生し24年後に症状を起こすこともあります。
妊娠中の女性は、マラリアのうちPlasmodium falciparum に感染しやすく、これは低出生体重児の8-14%の原因になっています。

参考CDCマラリア情報 http://www.cdc.gov/malaria/about/index.html
http://cdc-malaria.ncsa.uiuc.edu/index.php (CDCマラリアマップ)
https://www.dcc-ncgm.info/resource/ マラリア予防ポケットガイド国際医療研究センター


マラリアの潜伏期は7-30日程度です。流行地域に渡航する場合は、まずは蚊対策を十分に行いましょう。7日以上渡航する場合はマラリア予防投与をおすすめします。

Lariam(Mefloquine)の予防投与の方法
予防投与の方法は、主治医の指示に従ってください。

メフロキンは苦い薬ですので、コップ1杯の水とともに内服してください。
小さいお子さんには、粉砕して、ジュースやミルクとともに内服してもかまいません(5mg/kg)。
メフロキンの主な副作用:めまい、頭痛、睡眠障害。不安、うつなど
うつ病、不安障害、統合失調症、てんかんなどの既往がある場合は内服をお勧めしません。

基本は10日前から開始し、決まった曜日に週1回内服します。
(日数がなくマラリアの危険の高い地域に渡航の場合は、出発前に、1日目1錠、2日目1錠、3日目1錠内服し、その後は1週間に1回内服する方法もあります。)

流行地から出た後、4週間後まで内服を継続します。

初めての内服の場合は、副作用確認のため3週間早めに内服をおすすめします。