手足口病



手足口病

日本では夏によくある風邪ですが、シンガポールでは1年中みられます。


手足口に発疹が出ますが、肘や膝の裏側、お尻にも出ることがあります。
主に5歳未満の小児にかかりやすいウイルス感染症です。

普通の風邪症状(熱、鼻水、咽頭痛など)に加え口の中(頬粘膜、舌、歯肉)、手のひら、足の裏に水疱ができます。その他、脚の付け根や臀部にも発疹が出ることがあります。
下痢があることもよくあります。合併症で、まれに髄膜炎などがおこることがあります。

38度以上の熱が3日程度続く、ぐったりしている、嘔吐・頭痛が強い場合は、髄膜炎などの合併症がないか注意して経過を観察します。

糞口感染 (エンテロウイルスという腸管で増殖するウイルスで、便の中に排出されます)。
トイレの処置の後に手に付着し、共有するおもちゃを介して感染が広がることもあります。
唾液にもウイルスが含まれているので、スプーンやコップの共有は避けましょう。
トイレの後、食事の前、帰宅時には手洗いを心がけましょう。

潜伏期間3-5日、  症状は7日間以内です(中央値4日間)。

治療は、普通の感冒と同じく、対症療法です。(特別な治療はありません。)

シンガポールの保育園・幼稚園では、手足口病の子供は出席できません。
手足口病の診断のときには、医療機関から保健省に届出が必要になります。
登園時には治癒証明書の提出を求められることが多いので、医療機関に受診しましょう。