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肥満注射治療薬 サクセンダ®

※治療は専門医に紹介になります


肥満注射治療薬(注射) サクセンダ®とは?


ヒトGLP-1アナログ注射液サクセンダ®(リラグルチド)注射液6㎎/mL 3mL注射器は糖尿病治療や減量のための治療薬です。


GLP-1はホルモンの一種で、食事摂取の後に腸から分泌されます。膵臓からインスリンを増加させる働きや、食欲の低下の効果があります。有効成分は注射された後アルブミンと結合してDPP-4による分解を抑制します。


肥満(BMI≧27)がある成人に用いられます。

海外では体重が132ポンド(60kg)以上で肥満がある12~17歳の子供に使用されることもあるようです。

糖尿病の治療薬で日本で使用されている、ヒトGLP-1アナログ注射液ビクトーザ®は有効成分が同じリラグルチドです。


医師の指示に従い、通常1日1回、太もも、腹部、上腕部の皮下に注射します。

毎日同じ時間に使用してください。減量を効果的に行うため、食事と運動療法も必要です。


副作用について

吐き気、嘔吐、胃の不調、下痢、ガス、胸焼け、便秘などが起こる可能性があります。吐き気は通常リラグルチドの使用を続けると軽減します。これらの作用が持続したり、悪化したりした場合は、医師に相談してください。

この薬は妊娠中には使用できません。


Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です