パニック障害


パニック障害

恐怖感や不安感に急に襲われ、症状が数分から長くて数時間続きます。症状は数年おきのこともあれば、頻繁に起こることもあります。きっかけとなる原因がはっきりしないこともあります。パニック発作が経過して、何かの恐怖症になってしまうこともあります。

恐怖症になると、普通の人にはとりたてて恐怖が起こらないような状況下で恐怖感が起こります。恐怖を感じてしまう対象にはいろいろあり、人混み、蛇や虫、高い場所、外出すること、人前でのスピーチなど人の注目が集まる状況など、様々です。恐怖症によって、普通の生活を送ることが難しくなる場合には治療の対象になります。例えば、外出先での恐怖感が恐ろしく、外出もままならなった場合などは、治療を相談した方が早くよくなることが多いです。

パニック障害でおこる症状はいろいろあります。
体が震える、心臓がバクバクいう、冷や汗をかく、胸が苦しくなる、息ができないと感じる、気分が悪くなる、体が緊張する、地に足が着いていない感じ、自分の意識に現実感がなくなってしまう感じ。カッとしたり血の気が引く感じ、恐怖感で自分でコントロールを失ってしまった感じ、気が狂ってしまうのではと感じるなど。
一度パニックを経験した後に、またパニックが起きたらどうしようと心配したり、そういった予期恐怖のために生活習慣を変えざるを得なかったり、普通の生活を送るのが難しくなることもあります。

パニック障害の薬物治療については、抗不安薬や抗うつ薬治療の効果が認められています。その他、認知行動療法、各種リラクセーション、有酸素運動なども効果があります。
パニック発作を経験した人は医療機関やカウンセラーに相談しない人が多いようです。しかし、思い切って人に打ち明けるだけで楽になります。ぜひクリニックに相談に来てほしいと思います。