ピーナッツアレルギー


食物アレルギーは、子供の4-8%、大人の1-2%にみられます。アトピー性皮膚炎など、他のアレルギー疾患の病歴や家族歴があることが多いです。子供の食物アレルギーは、成長するに従い、症状が出なくなることも多いです。

牛乳、卵、大豆、小麦、ピーナッツ、ナッツ類(クルミ、ヘーゼルナッツ、アーモンドカシューナッツ、ピスタッチオ、ペカンpecans)、魚、貝類、以上の8種類が食物アレルギーの90%以上を占めます。ピーナッツ、ナッツ類、魚、貝などはアナフィラキシーを起こす危険が比較的高く、治りにくいことが多いです。

初めてのピーナッツアレルギーのエピソードに関する調査です。
14-24ヶ月の時期に発症することが一番多く、具体的な症状は以下の通りです。皮膚の症状(蕁麻疹、血管性浮腫など)89%、呼吸器症状(咳、呼吸症状、鼻閉)42%、消化器症状(嘔吐、下痢など)、循環器症状(低血圧、頻脈など)4%

20-30%のケースではいったん症状が改善した後、4-8時間後に再び症状があらわれる、二峰性の反応が起こったという報告があります。また、ピーナッツアレルギーの多くは1粒以下のピーナッツを食べて症状を起こしており、重症アレルギー反応はごくわずかのピーナッツでも起こることもあります。

スナック菓子などを購入する際には、原材料の欄をチェックし、ピーナッツを含んでいないか確認しましょう。
ピーナッツアレルギーに限らずアレルギー症状を起こしやすい人は、抗ヒスタミン薬を手持ちで持っているとよいでしょう。重症アレルギー反応が起こったときにすぐ対応できるようにエピネフリンの自己注射を処方することがあります。