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認知症予防のためのアドバイス


物忘れ(短期記憶障害)特アルツハイマ知症、脳梗塞などに関連して起こる血管性認知症まだら認知症 、また、幻視やパーキンソン症状が起こるレビー小体型認知症があります。アルツハイマー型認知症には関連する遺伝子が複数報告されていますが、レビー小体型認知症や脳血管型認知症の多くは孤発性です。

認知症予防のために、糖尿病、血圧、脂質(コレステロール、中性脂肪)のスクリーニング、血糖値が高い人は健康的な生活(運動・食事)と治療の検討、肥満を避ける、アルコールを控える、精神的にも肉体的にも活動性を保つ、うつ、喫煙、勉強の継続これらが有効であることが分かっています。

加齢による発症リスクは避けられませんが、年を取っても健康に過ごせるように1、2個自分にもできそうな課題を課し毎日を過ごしましょう。
例)YouTubeを手本に運動、スカイプ英会話、中国語にチャレンジ、毎日よかったことを3個親子で報告しあう(うつ予防)、夫婦仲の改善(年をとっても仲良く)など

ぜひ皆さんも何か取り組む課題を決めて受診の際に教えてください。
Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です