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気管支炎 Dr memo

 気管支炎

主に2歳未満の小児が罹患

発症のピークは生後2~6ヵ月

大部分はウイルス性: RSVが最大の原因(症例の2/3)であるが、その他の一般的なウイルスも気管支炎を引き起こす可能性がある。

他の呼吸器ウイルスが細気管支炎を引き起こすこともある。

支持療法を行う -酸素補給、水分補給 

細気管支炎の乳幼児や小児では、二次的な細菌感染はまれである。

RSV感染が証明され入院した565人の小児(3歳未満)を対象とした9年間の前向き研究では、その後の細菌感染はわずか1.2%、その後の細菌性肺炎は0.9%であった。

Hall CB, Powell KR, Schnabel KC, Gala CL, Pincus PH. Risk of secondary bacterial infection in infants hospitalized with respiratory syncytial viral infection. J Pediatr. 1988 Aug;113(2):266-71. PMID: 3397789.

Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です