このブログを検索

気分安定薬のまとめ②

バルプロ酸
躁病の治療に優れている
再発予防効果はない
副作用:倦怠感、食欲亢進、眠気、血小板減少
まれに肝障害、アンモニア高値、膵炎、PCOS、薬疹
妊娠中は禁
再発回数が多いいケース、Rapid cyclerにはリチウムよりも有効
血中濃度(リチウムよりは接近していない)
躁病エピソードのとき70mcg/ml 時に100mcg/mlまで

カルバマゼピン
バルプロ酸よりも劣る
副作用:めまい、ADH分泌過剰症、無顆粒球症、薬疹あり、眠気、ふらつき
躁には有効
抗うつ効果弱い
予防効果乏しい
血中濃度測定(5-10mcg/ml)

非定型抗精神病薬
クエチアピン、アリピプラゾール、オランザピン、アセナピン、リスペリドン、
それぞれ副作用に注意
早期に効果が現れやすい
混合うつ病
Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です