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髄膜炎菌ワクチン

学生寮など集団で滞在する学生は髄膜炎菌ワクチン接種を検討しましょう。

髄膜炎菌は健康な人の鼻やのどの粘膜にも存在しており、
ヒトからヒトへとうつります。
まれに菌血症や髄膜脳炎など侵襲性髄膜炎菌感染症を引き起こします。
乳幼児と10代後半に感染例が多く、集団生活(寮や合宿など)で
感染が広がることがあります。

髄膜炎菌4価ワクチンA/C/Y/W-135に対するワクチン(MenQuadfi・Nimenrix

髄膜炎菌血清グループBに対するワクチン(Trumenba)を当院では予約制で行っています。


Trumenba

1.接種スケジュール: 2回接種。1回目を接種後、6ヵ月後に2回目を接種する。

2.感染リスクが高い人のスケジュール:3回接種。

1ヵ月以上あけて2回目を接種し、2回目の接種から4ヵ月以上あけて3回目を接種する。


対象年齢: 10歳以上65歳未満


MenQuadfi

接種スケジュール: 1回接種。

対象年齢: 1歳以上


Nimenrix

1.1歳以降、入寮や留学前の学生、成人では、1回接種で終了

2.生後6〜12週の乳児:3回接種

1回目:6週以降
2回目:1回目から2か月後
3回目:生後12か月

Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です