■Red Flag Sign:胎便排泄遅延(生後 24 時間以降)の既往 成長障害・体重減少 繰り返す嘔吐 血便 下痢(paradoxical diarrhea) 腹部膨満 腹部腫瘤 肛門の形態・位置異常 直腸肛門指診の異常 脊髄疾患を示唆する神経所見と仙骨部皮膚所見
■急性の便秘か慢性の便秘か問診で判断する。
急性の便秘ー肛門の手前で便が貯留している、浣腸が必要
慢性の便秘ートイレ環境(学校では排便しずらい、足が付かないなどの理由で物理的に腹圧がかけづらいなど)、食生活(水分不足、繊維分が少ない)
■下剤を使用する際はブリストルスケールで評価する
■検査
腹部レントゲン:下降結腸に2㎝以上の拡張を伴う有形便の貯留、肛門近くの便塊の有無を確認する
※急性腹症はCTを実施
※イレウスを疑う場合:腹部CTとX線を実施