足底いぼ

子供の足底にはいぼができやすく、痛みを伴うことがあります。
いぼは皮膚表層のウイルス感染で、中心には細かな血管が集まっています。
典型的なものは、表面がモザイク状で黒い点々がありますが、黒点は微細な血管です。
周りに硬い角質ができることがあり、角質部分は注意して削ることがありますが、
いぼは傷つけないようにします。

当クリニックでは15%程度の濃度のサリチル酸溶液を処方します。
入浴時に足の裏をきれいに洗浄し、できれば5分程度温水に足をつけて皮膚をやわらかくしておきます。
タオルで水分を拭いた後、サリチル酸溶液をいぼの中心部に塗ります。
周りの硬い角質に溶液が付着するのは問題ありませんが、
健康な皮膚に溶液が付いた時には、ティッシュで拭いでください。
しばらくすると白くなるのでバンドエイド、粘着テープなどで覆います。
ダクトテープ治療(ダクトテープは貼るだけでいぼ治療の効果があるようです)と併用してもいいでしょう。

サリチル酸溶液でいぼを治療する方法は、家庭で実施できるというメリットがありますが、根気良い治療が必要です。
連続して使用する場合は医師の指導の下に行なってください。
いぼが大きく根治が難しそうな場合は、凍結凝固、レーザー治療、外科治療をおすすめします。
薬剤では、5フルオロウラシル(局所塗布。サリチル酸との混合液あり)ブレオマイシン(注射)などの治療効果も報告されています。