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裂肛の治療

 ★当院では採用しておらず処方箋発行になります


裂肛の治療

便秘や排便時の力みを軽減するために、高繊維食(または食物繊維の補充)と十分な水分摂取

便秘薬

温座浴

リドカイン2%・5%クリーム外用剤

ステロイド外用剤を使用します。

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その他、

裂肛の治療としてニトログリセリン軟膏

Rectogesic oint 0.2 %を使用することがあります。

30 g x 1's ($48.7/tube)


肛門周囲の血流を改善し、筋肉を和らげる作用があります。


チューブから1-1.5cmが標準量です。軟膏(なんこう)

1回分の軟膏を指(あらかじめラップフィルムなどで覆っておく)に絞ります。その後

肛門のすぐ内側に塗ります。

この軟膏は、痛みがなくなるまで1日2-3回、最長で8週間程度使用します。

痛みがなくなっても、裂け目が完全に治るまで数週間の治療が必要です。


妊娠中、授乳中の場合は使用をお勧めしません。


副作用:

約10人に5人が軟膏を塗った後に頭痛を感じています。ニトログリセリンが血流にのって、頭痛を引き起こす可能性があるようです。頭痛は通常30分ほどで治まります。頭痛がある場合は、パラセタモールなどの鎮痛剤を内服してください。


Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です