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対象:
BMIが30以上、あるいは
BMIが27.5~30 かつ 高血圧、2型糖尿病などの肥満の合併症あり(アジア人)
減量には多面的なアプローチが必要である。
生活習慣の改善(食事、運動、行動変容)は肥満管理の要である。しかし、他の慢性疾患同様、生活習慣の改善だけでは不十分なことが多く、薬物療法、内視鏡的肥満治療、肥満手術が必要となることがある。
抗肥満薬 anti-obesity medications(AOM)を考慮する前に、肥満の病期/重症度を評価することが重要である。
肥満が重篤な場合(通常ORCが存在する場合)には、より緊急の治療が必要となることがある。
肥満に関連する合併症; T2DM、冠動脈性心疾患、非アルコール性脂肪性肝疾患、閉塞性睡眠時無呼吸症候群など
- 現在では、肥満管理に長期使用できる安全で効果的なAOMが承認されている。
AOMを理解することは、患者に最も適した治療を行うのに役立つ。
シンガポールで承認されている減量薬;フェンテルミン(6ー12か月の短期使用)、オルリスタット、リラグルチド(注射)、ナルトレキソン-ブプロピオンなど
マジンドールが短期間(6~12ヶ月)の体重管理に使用されることもあります。
参考:シンガポール保健省ガイドラインhttps://www.moh.gov.sg/hpp/doctors/guidelines/GuidelineDetails/cpgmed_obesity
https://journals.lww.com/smj/Fulltext/2023/03000/Current_treatment_landscape_for_obesity_in.4.aspx