グーフィス®の作用機序
エロビキシバットは回腸末端部の上皮細胞に発現している胆汁酸トランスポーター(IBAT)を阻害し、胆汁酸の再吸収を抑制することで、大腸管腔内に流入する胆汁酸の量を増加させる。胆汁酸は、大腸管腔内に水分を分泌させ、さらに消化管運動を促進させるため(Dual action)、エロビキシバットの便秘治療効果が発現する。
https://med.mochida.co.jp/medicaldomain/gastroenterology/goofice/info/mechanism.html
本剤の承認用法・用量は「1日1回食前に経口投与」です。他の用法・用量との併用は承認用法・用量の範囲外であり、食直前、食後、食間、就寝前、または随時に本剤を服用した場合の有効性及び安全性に関するデータはありません。
【用法・用量】
通常、成人にはエロビキシバットとして1回10mgを1日1回食前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は15mg
日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、慢性便秘症治療薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、51.8%の医師が酸化マグネシウム(商品名酸化マグネシウム、重質酸化マグネシウム他)と回答した。第2位のエロビキシバット水和物(グーフィス)は14.0%、第3位のルビプロストン(アミティーザ)は12.1%の医師が、最も処方頻度の高い薬剤として選んだ。
LDL chol HbA1c の低下も報告されている