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クループ(勉強メモ)

 小児期によくみられる呼吸器症状、ほえるような咳を特徴とし、

しばしば吸気性斜頸、嗄声、呼吸困難を伴う。

主に生後6~36ヵ月の小児が罹患し、秋から初冬にかけて最もよく発症する。

パラインフルエンザウイルス等の呼吸器感染が原因となる。


治療

デキサメタゾン単回投与が第一選択薬である。(通常、0.3 - 0.6mg/kgを経口内服または筋肉注射)。

重症の呼吸器症状のある子どもには、副腎皮質ステロイドに加えて、ネブライザーでエピネフリンを投与することあり


副腎皮質ステロイド投与後も重度の呼吸器症状があれば入院

来院時に軽度のクループであれば、観察期間は必要ない


Centrepointのクリニック, Singapore, Singapore
シンガポールの総合診療医です