子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が原因で起こる、乳がんに次いで若い女性(2039歳)に2番目に多いがんです。
日本では、女性のおよそ100人に1人が生涯のうちに診断されています。また、年間9000人近くの人が子宮頸がんに診断され、約2700人が亡くなっています。

利点
子宮頸がん全体の5070%の原因とされる2種類(1618型)のHPVの感染を予防し、子宮頸がんの約半分が予防できると考えられえています。

副反応について
発生頻度
サーバリックス
9142回、15歳以上3回接種
ガーダシル
9歳以上3回接種
50%以上 注射部の痛み・発赤・腫れ、疲労 注射部の痛み
10~50%未満 痒み、腹痛、関節痛、頭痛 注射部の腫れ、紅斑
1~10%未満 じんましん、めまい、発熱 注射部の痒み、頭痛、発熱
1%未満 痺れ、全身の脱力 注射部の硬結、手足の痛み


重篤な副作用
主な症状
報告頻度
体全体の痛み、運動障害、その他の長期にわたる症状(頭痛、集中力の低下、腹痛、発汗異常など) 5万接種に1
アナフィラキシー 急性重症アレルギー 96万接種に1
ギラン・バレー症候群 両手や手足の力が入りにくい 430万接種に1
急性散在性脳脊髄炎(ADEM 頭痛、嘔吐、意識低下など 430万接種に1


世界的には、WHOは接種を推奨し、多くの先進国で定期接種が行われています。また、接種後も、20歳以上の女性は定期的に子宮頸がん検査を受ける必要があります。過度な心配で予防接種のチャンスを逃すことのないように、有効性とリスクを理解し、接種を検討しましょう。

参考資料:厚生労働省ホームページ 子宮頸がん予防ワクチンに関する情報