禁煙治療について



「非計画的禁煙は、事前の計画的な禁煙に比べ、禁煙成功率が高2.6倍高い。」という論文があります。
思い立ったが吉日!ぜひ禁煙にトライしてみてください。

当院では、チャンピックスという薬を採用しています。
チャンピックスは脳にあるニコチン受容体に結合して、タバコを吸ったときよりも少ない量の快楽物質ドパミンを出します。これによってイライラなどのタバコのニコチン切れ症状を軽くします。タバコを吸ってもニコチンが分泌されないため「タバコがおいしくない~。」という感じになるそうです。


さて、今回はクリニックの禁煙治療介入についてのエビデンスです。

●すべての臨床医は、禁煙介入を提供する必要があります(エビデンスA

●医師は、喫煙中のすべての患者にタバコをやめるようにアドバイスすべきです。アドバイスによって禁煙率も上昇します。エビデンスA

●複数の職種による禁煙介入(医師、看護婦、薬剤師)は禁煙率を上昇させます。(エビデンスC

●看護のアドバイスやカウンセリングは禁煙率を上昇させる可能性があります。(レベル2)

●カウンセリングと薬物療法を組み合わせると禁煙率は上昇する。(エビデンスA

●医師のコンサルテーションの回数は、4回以上がよい。(エビデンスA

●スパイロメトリー(呼吸機能検査)で肺年齢を伝えることは、12ヵ月後の禁煙率成功と関連している。(レベル1)

●患者と医療用画像(胸部レントゲンなど)の結果を共有することでは、禁煙行動が増加する可能性があります。(レベル2

●継続的カウンセリングアプローチ(複数のセッション、長いセッション)は、一時的なカウンセリングよりも、禁煙率上昇につながる。(エビデンスA

私のクリニックでも、禁煙治療の方の禁煙が成功するために、サポートさせていただきます!